ちいきのびお (有)村松商店 ~パート1~

序盤は小中の先輩後輩ということもあり、友達の話やお互いやっていたサッカーの話で盛り上がる。

ちいきのびお (有)村松商店 ~パート1~
写真右側:(有)村松商店 村松正浩(まさひろ)  写真左側:(有)入政建築 設計/新野恵一

大学へ

恵一「高校を卒業して、、、」
村松「えーと、大学に行きたかったんだけど、受かんないもんで浪人しました。」
恵一「なるほど。」
村松「浪人をして、東京の大学の農学部に進学しました。」
恵一「へー。」
村松「農学部に、うーん、、、浪人中に行きたくなった、、、この家のことを考え始めたんだよね。浪人中に。」
恵一「それまでは全く?」
村松「それまでは別に、、、大学は楽しめればいいかなぐらいだよw」
恵一「まぁ、そうですよねーw」
村松「このままこの店に入ったら俺一生このままなのかなって思ったもんね。高校のときとかは。」
恵一「それまで父親さんからお前この店やんないか?みたいな話はあったりしたんですか?」
村松「ない。向こうもあえてしなかったんじゃないかな。」
恵一「へー、浪人中になんでまたこの店のことを考えたんですか?」
村松「浪人中にやっぱりいろんなところを見に行ったり、したり、、、で農学部っていろんなことやってて面白いなって、、、浪人中に初めて農学部っていう学部があることも知ったんだけど、、、はじめ工学部とか、その当時ってすごいインターネットとかが伸びてた時代だったから、工学部で情報系とかほんと人気がある時代で、、、それで、そんな流れもあってそっち系を受けてたんだけど、全然受かんなくて、そういうの向いてないなかなって。で農学部行こうかなって、、、農学部志望になるんだよね。」
恵一「その時にはもうここって感じだったんですか?」
村松「ここっていうか、うん、、、なんか、何かしらなるんだろうなって、、、何かしらぐらいにしか考えないよ。18.19歳のときなんてw」
恵一「まぁ、そうですね。ちょっとみてみるか。みたいな、、、その期間、まぁ、浪人中っていう期間に将来のことを考える時間があった、、、」
村松「考えるというか、うーん、、、」

ここで話は、お店についての話になっていく、、、(親を尊敬してる)

村松「うちこういう風に店やらせてもらってるんだけど、畑が少なかっただよ。正直言って。ほとんど外から買ってた。島田とかで作ったお茶を仕入れて、、、自分のところでも作ってたんだけど割合がすごく少なかったんだよね。2割とか3割くらいとか。ていうのは、向こうのお茶の方がよかったんだよね。そうじゃないとお客さんっていうのは納得してくれなかったから。でも、機械を入れたり、うちの父親が材木をやめて(※前まで2足のわらじで材木も売ってました。)、お茶1本にしたり、、、で、だんだんお茶畑が増えてきて、全量自分たちで作れるようになっただよ。そうなったのっていうのはここ2.3年かなー。店の歴史は70年ぐらいあるんだけど。」
恵一「それはすごいですね!」
村松「まぁ、全量自販で売りさばけてるわけではないんだけど、、、逆に卸したりもしてるんだけど。」
恵一「革命ですね!」
村松「でも、本当にすごいと思うよ。親父は。ここまで行動力があってね。自分が生まれる前におじいちゃんっていうのは亡くなってるから、、、ほぼ1人でだよね。まぁ、母親と叔母もいての身内3人にはなるんだけど、、、ここまでね、すごいなって本当に(しみじみ)。」
恵一「いやぁ、素晴らしい!」


今回は、お茶の道に行くきっかけについて聞きました。浪人の期間中に農学部のことを知り興味を持ってその道に入っていったみたいです。
この浪人の期間がなかったら、また違う道に行っていたかもしれないと考えると、不思議な感じがします。
次回は、お茶づくりについて聞いていきます。どんな話が聞けるか楽しみです。
それではまた来週の月曜日に、、、

入政建築はココ!

エコショップもあるよ! お気軽に遊びに来てください。

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