集成材と無垢材の違い

2018年03月20日 |

「構造材に無垢材を使わないんですか?」

よく聞かれる質問です。

いりまさでは、構造材は集成材を使うことが多いです。

無垢材の構造材ってみなさん思いうかびますか?
集成材と無垢材の違い


これは、90年前に上棟した家を解体している写真です。

この神ヶ谷町のHさんの家では、古材の構造材を再生利用して新築にいかそうとしています。

無垢材とは、こういう材料のことです。1本の木がひとつひとつの構造材になっています。


はたして集成材はどうでしょうか。
集成材と無垢材の違い

今絶賛工事中の社長の家の写真です。

木は木です。ただ一本の木からすべてはできていません。厚さ3CM程度の木の板を重ねて構造材にしています。


どちらがお好きですか?

大前提ですが、設計次第でどちらでも丈夫な建物はできます!


いりまさでおススメしているのは、集成材です。

ぼくたちは、安全な建物をご提供したいと心から思っています。

好みで、構造材の選定をしていません。構造材として、力を発揮するのか。ここを見ます。



木造軸組工法では、木と木を継いだり、接合したりする場面が多くなります。そして、同時にそこは、構造体としての欠点となってしまいます。

その欠点を補うため、仕口・継ぎ手と呼ばれる大工技術が発達しました。釘もない時代の木造建築物が今も残っているのは、この技術の賜物です。

戦後、量産される住宅を背景に、金物を利用して仕口・継ぎ手をもっと補強しようとする動きがでてきました。今までの仕口・継ぎ手の強さ+金物というイメージです。
現在は、それが一般的な工法となりました。



構造用集成材は、無垢材よりも安定した強度を発揮します。

接合部には、仕口・継手は用いません。専用金物だけで構成していて、仕口・継ぎ手+金物(ボルト)と同等もしくは、強い接合部が構成できます。加工方法も、専門工場で加工されるので精度も期待できます。施工も非常に簡便で人為的なミスも削減されます。

しかしながら!

無垢材だから、構造的に不安で、集成材だから、構造的にOKではありません。

しっかりとした設計者の判断があってこその構造です。

いりまさでも全棟集成材を使っているわけではありません。お客様のご要望によって、無垢材を利用することもあります。

その際は、しっかりとした考え方に基づいて設計しています。

安心安全が確保された箱は、家の根幹です。


構造見学会が、3/24(土)13:00~16:00に開催されます。

広沢のSさんの家です。
集成材と無垢材の違い

このお宅は、集成材を使っています。

ぜひ一度見に来てみてください!

設計/ 新野恵一
















入政建築はココ!

エコショップもあるよ! お気軽に遊びに来てください。

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