ヒートショックについて
2020年01月12日 |
●いりまさの強み
●家づくりの疑問
空気集熱式パッシブソーラー(びおソーラー)
皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、寒い日が続きますね!
時期的に「家が寒くて、、、」というご相談が多いです。
寒いのは、なにかしらの暖房器具があれば、なんとかなります。
問題なのは、家の中の温度差によるヒートショックです。
入政建築が考えるヒートショック対策は、3つのポイントがあります。
①ワンルーム化
②風除室を設ける。
③「びおソーラー」の活用
まず、ヒートショックとは?
https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/heatshock/
こちらのコラムがわかりやすく解説していますので、引用させていただきます。
『ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入る時などに起こります。リビングから脱衣所に移動した際には、寒さに対応するために血圧が上昇します。そこで衣服を脱ぎ、浴室へ入るとさらに血圧は上昇します。その後、浴槽に入ると、急に体が温まるため、血圧が下降します。特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要です。(https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/heatshock/ 引用)』
まず、廊下がいけません。
個室をつくって、そこだけ暖房する。
この考え方のプランでは、必然的に廊下がつきます。
廊下にも暖房器具をつければ、問題ないですが、多くの場合、廊下に暖房器具はついていません。
残念ながら、日本の家のほとんどは、この形態をとっています。
なるべくワンルームにすべきです。

階段部分に扉はありません。1階と2階がつながることで、家全体の温度差が小さくなり、ヒートショックリスクを低減できます。
次に重要なのは、家の玄関には、風除室を設けることです。

玄関土間には引戸があり、風除室としています。
ワンルームにすると、外部との出入り口付近から室内の熱が外に逃げます。
それを防ぐために、出入り口には、風除室を設け、ワンルーム部分の温度を安定させることが重要です。
風除室は、居室に比べ温度が低い場所になるので、野菜などの保存には便利です。一石二鳥!
最後は、北側と南側の温度差の緩和です。
南側は、太陽光が室内に入り暖かくなりますが、北側は、太陽光が入らないので寒くなります。(脱衣室やお風呂は、北側にあることが多い)
入政建築では、なるべく自然の力を使って温度差を小さくしたいと考えています。
びおソーラー(空気集熱式パッシブソーラー)を採用しています。


太陽の熱を床下に回し、南北の温度差を緩和してくれます。
なるべく、ワンルームにして、玄関には風除室を設け、びおソーラーを採用する。
寒いときは、エアコンなどの暖房器具を活用する。
結果的に家の温度差は小さくなり、ヒートショック対策になるのです。
設計 新野恵一
本年もよろしくお願いいたします。
さて、寒い日が続きますね!
時期的に「家が寒くて、、、」というご相談が多いです。
寒いのは、なにかしらの暖房器具があれば、なんとかなります。
問題なのは、家の中の温度差によるヒートショックです。
入政建築が考えるヒートショック対策は、3つのポイントがあります。
①ワンルーム化
②風除室を設ける。
③「びおソーラー」の活用
まず、ヒートショックとは?
https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/heatshock/
こちらのコラムがわかりやすく解説していますので、引用させていただきます。
『ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入る時などに起こります。リビングから脱衣所に移動した際には、寒さに対応するために血圧が上昇します。そこで衣服を脱ぎ、浴室へ入るとさらに血圧は上昇します。その後、浴槽に入ると、急に体が温まるため、血圧が下降します。特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要です。(https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/heatshock/ 引用)』
まず、廊下がいけません。
個室をつくって、そこだけ暖房する。
この考え方のプランでは、必然的に廊下がつきます。
廊下にも暖房器具をつければ、問題ないですが、多くの場合、廊下に暖房器具はついていません。
残念ながら、日本の家のほとんどは、この形態をとっています。
なるべくワンルームにすべきです。

階段部分に扉はありません。1階と2階がつながることで、家全体の温度差が小さくなり、ヒートショックリスクを低減できます。
次に重要なのは、家の玄関には、風除室を設けることです。

玄関土間には引戸があり、風除室としています。
ワンルームにすると、外部との出入り口付近から室内の熱が外に逃げます。
それを防ぐために、出入り口には、風除室を設け、ワンルーム部分の温度を安定させることが重要です。
風除室は、居室に比べ温度が低い場所になるので、野菜などの保存には便利です。一石二鳥!
最後は、北側と南側の温度差の緩和です。
南側は、太陽光が室内に入り暖かくなりますが、北側は、太陽光が入らないので寒くなります。(脱衣室やお風呂は、北側にあることが多い)
入政建築では、なるべく自然の力を使って温度差を小さくしたいと考えています。
びおソーラー(空気集熱式パッシブソーラー)を採用しています。


太陽の熱を床下に回し、南北の温度差を緩和してくれます。
なるべく、ワンルームにして、玄関には風除室を設け、びおソーラーを採用する。
寒いときは、エアコンなどの暖房器具を活用する。
結果的に家の温度差は小さくなり、ヒートショック対策になるのです。
設計 新野恵一
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