こんな時期ですが見学会を行います（完全予約制）

世間ではコロナが猛威を振るって大変心配な時期ではありますが
大久保の家が完成したので完全予約制で時間を区切って1組づつご案内をする見学会を4/25,26と行います。
また初の試みですがインスタグラムでライブ配信も予定をしていますのでよかったら見ていただけたらうれしいです。

まだ見学会は若干の空きがあるので電話で予約ができます。
予約はこちらまで　0120-307-103




今回完成したＷさんとは先代からのお付き合いでお抱え大工として何度となく古い家の手入れやお蔵の手入れなど、かれこれ60年ほどのお付き合をさせていただいているお宅の建て替えになります。それに合わせて今まで母屋とつながっていたお座敷を離れとして利用できるようにとの改修工事も行いました。敷地もかなり広くいくつもの建物が点在しているというお屋敷での計画となりました。
先代のご主人は古い家をとても大事にしていた方だったので今回の新築に関しても全体の景観がおかしくならないよう計画させていただきました。。新築の家を計画するにあたってまず考えたことは既存の庭を取り込むことでした。建物の高さもなるべく低く抑えて前からそこにあったかのようにできるだけ目立たないように大屋根のシンプルなデザインにしました。外壁に使った焼杉もとても落ち着いたものとなりこの先何十年もの間建物を守ってくれることになるはずです。間取りはいたってシンプルな構成になっていますが、家の中心となるLDKは庭を見渡せ吹抜けがあり家族が集まり楽しく料理ができ団らんができる素敵な空間となりました。裏手にある水回りは十分な広さがありとても使いやすく、無駄のない導線となりました。また北側に配置された3ｍ*5ｍのバルコニーは思いのほか景観がよく、夏には町内の花火が間近に見れる贅沢なものとなりました。バルコニーの下は勝手口から出るとデッキがあり雨でも濡れない空間となりとても使いやす空間となりました。
屋根についているガラスの部分は発電ではなく太陽の熱で空気を温めて床下に送り込む、びおソーラーのシステムを搭載していて自然の力をうまく生かして冬暖かく夏涼しく無駄なエネルギーはなるべく使わないパッシブなお住まいです。